大学生ボランティアのダブルスマイルサンタが支援地を訪問 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

支援金がどのように用いられているかをご報告いたします。

大学生ボランティアのダブルスマイルサンタが支援地を訪問

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「日本の子どもと海外の子どもをダブルでスマイルに」という取り組みを通して、毎年、ハンガーゼロの活動地の1つであるカンボジアの子どもたちを支援してくださっている大学生ボランティアグループ「ダブルスマイルサンタ」のメンバー6 人が、2022年8月13日~20日の日程で、支援地域「バン・ミリア」へのスタディツアーに参加されました。その活動報告と感想が届きましたので、紹介させて頂きます。(報告者・支援チームリーダー竹森大洋さん)

貯蓄グループは信頼関係構築の証

 コミュニティ訪問1日目、チャン・ヒア村の貯蓄グループを訪問させていただきました。グループの代表の方からグループに参加した理由や、ハンガーゼロの現地パートナーであるFH カンボジアが村にきて変わったこと、今後望むことについてお聞きしました。日本の銀行のような役割を村のコミュニティーの中で行っていることに驚きました。自分のお金を預けるという事はお互いに信頼関係が築けていないと難しいことだと思います。しかし、このような活動が何年も続いているのは、FHカンボジアの根強い支援はもちろん、村の方々の強い意志があるからだと実感しました。子どもたちに教育を受けさせられるようにするため、自分たちの生活水準を高めるため、といった責任と決意がグループの方のお話から伝わってきて、FHカンボジアの支援が終了した後も持続が可能な取り組みだと感じました。

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取り組みを浸透させるカスケードシステム

 コミュニティ訪問2日目、サッカダ村の保健衛生グループを訪問させていただきました。こちらには2007 年に一度外部団体が入ってきたものの活動が続かず、2014 年からFH カンボジアが、村の活性化のための総合的な活動を行っている地域でした。ポリタンクで作れる簡易手洗い設備(Tippytap)の使い方や村の変化についてお聞きすることができました。

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ここで特に印象に残ったことはカスケードシステムについてです。村の中には、ご近所同士が集まったボランティアグループがいくつもできています。各グループの中からボランティアリーダーが選ばれて、FHカンボジアから保健衛生についてのトレーニングを受けます。各ボランティアリーダーは、学んだことを自分が所属するボランティアグループに教えます。そして、各ボランティアは、そこで学んだことを自分の家庭で実践しつつご近所に啓発するというカスケードシステムが整っていることに驚きました。このシステムがあるから保健衛生の取り組みを広く浸透させていけるのだと感じましたし、村全体が同じ目標に向かって進むことができるのだと思いました。保健衛生は活動の成果が目に見えやすいものだと思います。以前は汚れた水が気にならず関心もなかった住民が、手をきれいな水で洗ったり、トイレを利用したりするのが習慣化されることで、病気にかかりにくかったり、生活環境が良くなったりと目に見える成果に直接つながります。それが地域の人の大きなモチベーションにつながっているのではないかと感じました。お話を伺った後、グループに所属しているご家庭を訪問させていただきました。自分のイメージをはるかに上回るほど生活環境がきれいに保たれており、特にトイレやお風呂などの水回りやゴミが一つもない環境に驚きました。現地の住居を見ることができてとても貴重な経験をさせていただきました。

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念願の子どもクラブ訪問で感じたこと

 そして今回の大きな目的が小学校、子どもクラブの訪問でした。私たちは事前に「日本のことを知ってもらえる達成感のあるもの」をテーマに、日本の縁日をモチーフにした新聞紙でできるワークショップを考えました。考えていく中で規模感や現地の子どもたちの理解度、説明の仕方に苦戦し、メンバーで試行錯誤しながら準備を進めました。また、言語の壁も大きなもので、FHカンボジアの方やハンガーゼロのスタッフの方にたくさん助けていただきました。自分たちで進められるか不安でしたが、快く私たちを迎え入れてくださり、何より現地の子どもたちが楽しそうに取り組んでくれてとても嬉しかったです。正直、自分の中で日本の子どもたちと比べるとどこか違う部分があるのではないかと思っていました。しかし子どもたちのキラキラした目を見て、生活水準や環境、文化が異なっても同じ子どもで何も変わらないのだと実感しました。小学校訪問では私たちが12 月24日に集めたチャリティー募金が使われて設立された図書館も見せていただきました。実際に絵本を読んでいる姿や絵本によって学びに良い影響があるというお話を聞くことができ、胸がいっぱいになりました。

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3年ぶりの支援地訪問で得られたこと

 この約1 週間のスタディーツアーを通して多くのことを学び、経験し、考えることができました。3 年ぶりのスタディーツアーという事もあり、これまで紙でしか支援状況が見られず、本当に自分たちの支援方法は現地の人にとってプラスなのかと不安に思うこともありました。しかし、実際に支援先を訪れて自分の目で見たり、現地の方のお話を聞いたりする中で、自分たちの行っている活動が誰かのためになっていると身に染みて感じることができましたし、自分の活動に自信が持てるきっかけになりました。不安と緊張を抱いて臨んだこのツアーでしたが、それ以上に多くのものを持って帰ることができた気がしています。

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