スタッフブログ

スタッフが業務や生活の中で通じて気づいたことや各事務所でのハンガーゼロ の取り組みを紹介します

世界食料デー現地報告 小西小百合 インタビュー

ボリビアから一時帰国している、小西小百合スタッフに尋ねました

WEB_IMG-7473.jpg

良いリーダーが育ってきたことがうれしい


Q ボリビアでの今の役割は
ハンガーゼロ支援地域アドバイザーとして、ボリビアの2つの貧しい地域での子どもの教育支援(チャイルドサポーター)と地域の自立開発支援をしています。その中で特に人を育てる働きに重点を置いています。

Q 最近特に良かったと思えることは
 アサワニ地区ヤルビコヤ村のリーダー訓練と保健衛生指導の成果が見えてきたことです。ここはアイマラ族が暮している地域で、男尊女卑の習慣が根強いところです。子どもや女性を大切に思わない人が多いので、子育てや女性の健康などにも注意が払われません。そこでスタッフは、一人一人の命は神様から頂いた尊いものだから、大切にしないといけないことを繰り返し伝えてきました。

WEB_Volunteer doing a demostration.jpg

 その結果1 人の若いお父さん、エリアスさん(写真㊧の男性)が家族の一人一人の大切さに目を開かれて、ボランティアの保健衛生プロモーターに立候補して訓練会に参加するようになりました。訓練会では、病気になるのは悪霊がついたり呪われたりしたからではなく、原因となる細菌や感染経路を考えてもらいます。また、病気の予防や妊婦の健康、0 〜 5 歳の子が育つために気をつけることなどを学びます。そして定期的に子どもの体重と身長を測定し、発育状態を把握して栄養不良の予防に役立てています。プロモーターは訓練で学んだことを他の親たちに教える働きをします。エリアスさんは自分の家族だけではなく村の人に仕えたいと、家庭訪問をして指導もしています。普通男性はしない、自分の子どもを背負うなどして、女性を助ける実践をしそれによって夫婦関係もよくなることを伝えるなど、回りの人々にとてもよい影響を与えています。
 このように良いリーダーが育っているのでうれしいし、本当によかったと思っています。

Q では子どもの教育支援はどうですか
 私は3 人の地域スタッフのアドバイザーをしています。学用品の配布なども一部は親にお金を出してもらって、依存心をもたせない取り組み方のアドバイスなどをしています。
 また子どもが自分のことだけではなく人のことも考えて行動する人になれるように、スタッフには、子どもの頃からリーダーとしての心を育てるような関わり方をしていくようにと話しています。何事も地域の人が自分たちの力で出来るようになることを目指しつつ、現在はできるだけスタッフを通して関わるように心がけていますが、学校に来るのが困難な子の家庭訪問などを直接行って家族の相談に乗ったりすることもあります。

Q 今年の世界食料デーで伝えたいことは
 日本の皆さんにとってボリビアは遠い国だと思いますが、その国の現状や課題を紹介して理解して頂きたいと思っています。また一人の価値観の変革によってその地域が変わり、後に続く子どもが夢を持って生きていくことができること、そしてそれは支援者の皆さんの協力によってできるということを伝えたいです。長期の支援によって計画性を持って地域の人に関わることができます。
長い期間励ましを受ける継続支援が、人や地域を変えることになりますので、是非継続的に支援をお願いしたいと思っています。

スタッフブログ一覧へ戻る

支援はこちらから

支援についてのよくある質問支援方法はこちらをご確認ください。

わたしから始める「一時募金」

9月下旬~11月末の期間は世界食料デー支援金となります。

今回支援する(世界食料デー)

世界を変える「毎月募金」

毎月1000円から任意の金額で始めて頂けます。

継続的に支援する