ポーランドに行って | スタッフブログ|ハンガーゼロ

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スタッフが業務や生活の中で通じて気づいたことや各事務所でのハンガーゼロ の取り組みを紹介します

ポーランドに行って

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ウクライナ緊急支援として隣国のポーランドに行ってきました。
ポーランドは様々な歴史を持った国です。
第二次世界大戦時にナチスドイツの侵攻を受け、同時にソビエト連邦によって国の東側を侵攻された国です。その名残で今も国の西側はヨーロピアン調の華美な造りですが、東側は共産主義の影響を受けて素朴な街並みです。
ナチスドイツのポーランド侵攻において無視できないことはホロコーストです。当時ヨーロッパ中に住むたくさんのユダヤ人が迫害され、収容所に送られて殺されました。
中でもポーランド在住のユダヤ人は多く、当時首都のワルシャワの人口の3割はユダヤ人でした。
その際に、何万人ものポーランド人が自分の身を呈してユダヤ人を匿ったとの記録が残されています。そのために殺された人も多くいたといいます。

それから時を経て今回のロシア侵攻を受けて、もっとも多くの難民を受け入れている国の一つがポーランドです。実際ポーランドにはたくさんのウクライナ難民がいます。町のいたるところで彼らを見ることが出来ますが、道や駅で寝ていたりすることはありません。
多くの駅で難民のための仮設ベッドやレストランがあり、難民のための相談所も設置されています。またウクライナ難民はポーランド国内の公共交通機関の利用が無償であるなど様々な手厚いケアを受けています。私はポーランドのこれらの素晴らしい対応に感動すら覚えています。

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私もポーランドに到着したその日に、バスの支払いの仕方がわからなくて困っていると一人の青年が日本語で声をかけてくれました。日本のアニメの影響で日本語の勉強をしているそうです。異国の地で思わぬ親切を受けてとても嬉しかったです。

私は、いち早く戦争が終わることを願っています。
それと同時にポーランドに大きな良い報いがあることも願います。

チャイルドサポーター事務局 安達

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