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クリスマスに愛の贈りものを 学校農園プロジェクト in Kenya

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家庭の食事と学校給食...
2つの食料不足の解決を目指す学校農園

子どもたちが健やかに育つためには、体をつくるのに欠かせない栄養のある食事を十分に取れることが重要です。そのためには学校給食だけでなく、家できちんとご飯が食べられることもとても大切です。

 ハンガーゼロのパートナー団体であるFHケニアが活動しているメルー州ブウリ地区では、気候変動の影響で農業用水の確保が難しく、十分な収穫量が確保できないため、地区内の平均的な家庭の収入は月10ドルと非常に低くて、食料の確保と生計に深刻な影響を与えています。

 またケニアでは学校給食の食材を提供するのは保護者の責任ですが、食材を提供する余裕がない家庭の子どもは学校を休みがちです。そんな状態が長く続けば勉強についていけなくなり、やがて中途退学してしまって貧困が連鎖する恐れがあります。


学校農園プロジェクトとは
 これらの課題解決のためにFHケニアは、地域のリーダーや行政と協力して学校農園プロジェクトに取り組んでいます。学校農園プロジェクトとは、給食の持続可能な運営に悩んでいる学校が敷地内の土地を提供し、そこに保護者等のためのモデル農園を作る取り組みです。モデル農園では環境に配慮した保全農業を実際に行い、その方法と成果を目に見えるものとします。そして最小限の水で十分な収穫量を実現することができる、気候変動対応農法を学ぶ機会を保護者等に提供します。保護者等が研修や実地訓練で学んだことをそれぞれの畑で実践することで作物の収穫量が上がり、保全農業が普及することによって、住民が年間を通して食料を手に入れることができるようになることを期待しています。最終的にはブウリ地区全体の農業生産性が向上し、現在は危機的状況にある家庭も収入が安定することを目指しています。また同時に、すべての家庭が給食の食材を提供できるようになり、子どもたちが継続的に学校に通えるようになることを目標としています。

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地域住民に農法を伝授
 ハンガーゼロはFHケニアと共に昨年度、最初の取り組みとしてカイルニ小学校の学校農園の設立を支援してきました。今年度は、そこから得たノウハウと反省を活かして同じブウリ地区のマルルイ小学校とンチョロイボロ小学校に学校農園の取り組みを拡大します。

 マルルイ小学校はケニア山の森林に近く、近隣の農地に水を供給するための水源が利用できる立地で、モデル農園の設立に適しています。カイルニ小学校同様地域住民のほとんどがその日暮らしの農民で、気候変動の影響に対応していない従来型の農法を続けているので生産性は落ちるばかりです。学校にモデル農園ができれば、生徒の保護者をはじめとする地域住民は、気候変動に対応し生産性を上げられる農法を学ぶことができます。マルルイ小学校があるンツギ集落には、郡政府が公費でジャガイモの保存施設を建設していますので、質の良いジャガイモを生産すれば、その保存施設を利用することができ、収入安定へとつなげられる可能性があります。

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【写真:ンチョロイボロ小学校の児童たち】

 一方ンチョロイボロ小学校には、郡政府が整備してくれた太陽光発電を用いた汲み上げ井戸があり、こちらもモデル農園の設立に適しています。地域住民は農業で生計を立てており、学校の敷地内にモデル農園ができて気候変動に対応できる農法を学ぶことができるようになれば、生計の安定に大きな助けとなります。学校の近くには卸売り業者も買いに来るような大きな市場があるため、学校農園の事業が軌道に乗ってくれば、農園で収穫した農産物をある程度の規模で販売することも可能です。


学校給食プログラムの充実にも
 学校農園プロジェクトは、モデル農園で収穫される農作物を用いて両校の学校給食プログラムの充実を図ると共に、保護者等が環境に配慮した保全農業を学ぶ場としてモデル農園を活用することを目標としています。プロジェクトの受益者は、マルルイ小学校(写真㊨)とンチョロイボロ小学校の生徒と保護者約1,200人、ひいては両校があるンツギとンチョロイボロ両集落の住民約7,500人です。

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 今年度は、まだ初期段階にあるカイルニ小学校のモデル農園と並行しながら、マルルイ小学校とンチョロイボロ小学校のモデル農園プロジェクトを実施していきます。カイルニ小学校の時と同様、学校農園プロジェクトが自主的で持続可能な取り組みとなり、農園設立後もしっかりと維持管理していけるように、責任者となるリーダーたちの意識改革と組織形成を丁寧に行います。その後実際の農園作りに着手し、囲いの設置、水源から農園全体に水を引くためのパイプの設置、魚の養殖池の造成、苗床作り、果樹や樹木の植樹などの活動を行う予定です。また、気候変動対応保全農業を学ぶための研修や先行事例から学ぶための視察なども行われます。


● ケニアの学校農園プロジェクトへのご支援の例
1,000円で... 1 回、保護者1 人が気候変動に対応ができる農法を学ぶための研修に参加できます。
3,000円で... 1回、農業の専門家に来てもらい現場で指導を受けることができます。
10,000円で... 1ヵ月間、農園労働者を1人雇うことができます。農園労働者は、モデル農園で実際に気候変動対応保全農法を用いて農作物を作り、保護者等に見本を示すと共に農園を維持し、学校給食にも食材を提供するなど重要な役割を担います。学校農園プロジェクトが軌道に乗れば、そこでできた農作物を販売しその収益で農園労働者の雇用を維持する計画を立てています。

 今年度のクリスマスキャンペーンでは、ケニアの学校農園の取り組みと共に、西アフリカのシエラレオネとガンビアの若者たちの農業の取り組みを支援する予定で、目標募金額は800万円です。皆さんの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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募金目標800万円
① 郵便振替 00170-9-68590
一般財団法人日本国際飢餓対策機構「クリスマス募金」と明記
②WEBサイト「ハンガーゼロ」で検索し、クレジットカードを利用
※WEBサイトからの募金受付は12月からとなります

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