世界の飢餓ニュース

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【ユフセフ報告】コンゴ民主共和国 女性の3人に1人が身体的暴力被害に

女性と女の子への暴力に対する意識が世界的に高まった2018年、ユニセフは、ジェンダーに基づく暴力の現状とその取り組みを報告した。

今年のノーベル平和賞を受賞したドニ・ムクウェゲ氏とナディア・ムラド氏(写真左がムクウェゲ氏/同右がナディア氏ノーベル財団のホームページより)は共に、紛争地域における女性への暴力を終わらせるための活動に取り組んでいる。ムクウェゲ氏の活動するコンゴ民主共和国では、紛争の手段として性的暴力が意図的に利用されている。同国東部では1996年以降、女性の3人に2人が性的暴力の被害に遭っているという。

一方、ムラド氏は、イラクのクルド民族少数派ヤジディ教徒だが、2014年、ヤジディ教徒は「イスラム国」(IS)に襲撃され、7000人以上の女性と子どもが戦闘員に捕らえられ、強制結婚や強姦、人身売買などの被害を受けた。現在も、約3000人の女性の安否が不明のままだ。

さらに世界では、女性の3人に1人が身体的・性的暴力の被害者となり、 15〜19歳の女の子1500万人以上が強姦の被害に遭っている。

紛争や避難が続く中、この問題はますます深刻化している。支援を受ける手段や家を失い、危険な環境下にいる女の子や女性が、性的暴力、パートナー間暴力、児童婚、女性性器切除(FGM)や虐待を含む、ジェンダーに基づく暴力 (Gender Based Violence:GBV)にさらされるリスクは高まる一方だ。

そこで、この危機的な状況にある女の子と女性の安全を守り、暴力の発生を防ぐ手段として、ユニセフは、「鍵、光、安全な住居」の3つを挙げる。脆弱性やストレスが高まる環境下において、これらは安心を作り出すことができる。また、緊急時に女の子と女性の安全を守るに絶対不可欠なものだ。

この3つのキーワードのもと、ユニセフが実施する取り組みは以下のとおり。

1.女の子と女性の声を届ける
2.専門家に意見を求め、ベスト・プラクティスおよび根拠に基づいたプログラムを作る
3.キャンプ内のすべての住居、トイレ、給水所や小道に電灯を設置する
4.女性専用の安全な空間の確保
5.最も弱い立場にある女性がサービスを受けられる安全な場所を確保
6.ケース・マネジメントのために、信頼できるパートナーシップを築く
7.前線で活躍できる保健員に対する研修
8.鍵つきトイレの整備
9.パートナーシップの拡大
10.安全な住居を建てる
11.衛生キットの供給
12.照会システムの構築
13.年齢に応じたリプロダクティブ・ヘルスのサービスを提供
14.ライフスキル研修の提供
15.緊急用の現金
16.水と衛生活動への参加

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