世界の飢餓ニュース

私たちの知らないところで起きている飢餓問題の現状を知ろう。

プラスチックごみの行方 UNDP(国連開発計画)

 プラスチック製ストローは、人々の生活に深く浸透している。多くの人々が、珈琲を飲む際にプラスチック製ストローを使っているだろう。それは人々の消費行動にあまりにも深く埋め込まれているので、誰も疑問に思わない。しかし、本当に、そのストローは必要なのか。国連開発計画(UNDP)カンボジアがプラスチック製品の削減に取り組んでいる。

米国のストロー消費
 現在、米国だけで一日あたり約5億本のプラスチック製ストローが消費されると言われる。1人あたり平均1.6本のストローを使うのだ。年換算すると、毎年1,750億本が使い捨てられている。驚くべきことに、この数にはジュースと牛乳パックに付属するストローは入っていない。一般に、プラスチックの自然分解には、最大500年かかると言われる。従って、アメリカのみならず、数千億本のプラスチック製ストローは、世界中の埋立地と生態系に蓄積されることになる。

カンボジアのプラスチック廃棄物
 アメリカのように、カンボジアでは毎年409万トン以上の固形廃棄物が発生している。廃棄物の20.9%はプラスチックであり、プノンペンでは毎日約1,000万個のビニール袋が使用されている。都市ブではプラスチック廃棄物が排水路を詰まらせて洪水の要因となり、海洋・河川に投棄された場合は食物連鎖への悪影響を与える。燃焼処理すれば、呼吸器疾患へとつながる。世界的にもプラスチック製品を日常的に好んで使うカンボジアの人々にとって、プラスチック製品の代替品は喫緊の課題だ。例えば、代替品によってプラスチック製ストローを10%削減しただけで、ストロー数十万本を減らすことになり、都市での廃棄物発生、環境汚染に関してプラス効果がある。

 現在、有力な代替案として注目されているのは「グラスストロー:草わら製ストロー」である。使い捨てにしても素早く分解される点が高く評価されている。消費者からの信頼、市場機会の獲得など、戦略的介入と厳密な研究はまだ不足しているが、地元カフェのオーナーらの協力もある。パスタストロー、稲ストロー、竹ストロー、ステンレス・ストローなども代替品として検討されている。再生可能・持続可能な開発は、環境破壊に起因する「飢餓」対策である。

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