世界の飢餓ニュース

私たちの知らないところで起きている飢餓問題の現状を知ろう。

ナイジェリア・クワラ州KANの取り組み

 アフリカ中央部ナイジェリアのクワラ農業ネットワーク(KAN)は「世界食料デー(WFD'21)」を機会に若者や女性の参加を促した。世界の食料問題を考える日として国連が制定した「世界食糧デー」は毎年10月16日。同時に、この日は、国連食糧農業機関(FAO)の創設記念日でもある。1979年・第20回FAO総会の決議に基づき、1981年から世界共通の日として制定された。全世界の人々が協力し、最も重要な基本的人権である「すべての人に食料を」を現実のものとし、世界的な栄養不良、飢餓、極度の貧困の蔓延に対抗し、解決することを目的としている。
クワラ州・州都イロリンで行われた記者会見でアル・ムスタファ・イブラヒム執行委員長は、「世界食料デーは、世界的な飢餓の危機を解決するために、意識と知識の啓発に努め、150カ国以上で開催されており、この世界的なイベントをクワラ州で開催する先駆者になれることを誇りに思う」と語った。
 2021年の世界食料デーは「我々の行動は、未来----より良い生産、より良い栄養、より良い環境、より良い生活」をテーマとしている。KANはこれに伴い、第1回、第2回と「クワラ・フード・サミット」を単独開催。KANは500以上の中小規模農家を継続的に支援し、過去2年間、若者の農業参加を促進し、州内数カ所で数ヘクタールの土地を取得、現場での実演や調査を通じ、農家への様々な訓練を行ってきた。
 州全体の規模でも農家による市民シンポジウムを開催し、州の食料安全保障の状況を把握。「ゼロ・ハンガー」ウェビナーシリーズを配信、国際農業ビジネス開発フェローシップ・プログラム(IADFP)に160人以上を派遣している。IADFPは8カ国からの参加者を迎えている。
 また連邦農業・農村開発省(FMARD)と提携し、ゼロ・ハンガー・クワラ・プロジェクトの関連企画は、2022年に開始、今後2年間で六つの農産業において3,000人以上の若者を訓練する予定となっている。世界食料デー(WFD'21)では、官民、政府省庁、農家などから計12の組織が参加した。
ナイジェリアにおける飢餓対策は着実に前進している。

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