先進国における貧困と飢餓に対応する宗教系人道支援 | 世界の飢餓ニュース | ハンガーゼロ

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先進国における貧困と飢餓に対応する宗教系人道支援

 世界的な食糧難の増加によって、宗教系人道支援が活発化している。例えばキリスト教カトリック系の「カトリック・リリーフ・サービス(CRS)」は「信仰・行動・結果」を掲げて活動を展開している。現在の支援対象はウクライナ人家族の生存と尊厳である。
 国連報告によれば、ロシア・ウクライナ戦争が続けば500万人以上のウクライナ人が国外脱出を余儀なくされ、さらに数百万人が国内避難民となる予測である。
 ポーランド、モルドバ、ルーマニアでは、国境を越える難民は増えるばかりだ。事実、ポーランドは30万人近い難民を受け入れ、さらに多くの難民の受け入れ準備を整えている。このような状況を踏まえCRSは、ウクライナ、ルーマニア、モルドバ、ポーランドにスタッフと資金を送り、増大する難民が「貧困と飢餓」に陥らないように日々邁進している。

 一方、米国内ではイスラム教の支援活動も目立つ。イスラム教系人道支援団体「イスラミック・リリーフ:Islamic Relief USA(IRUSA)」は、不況と物価高による「貧困と飢餓」にあえぐ地域コミュニティへ食糧を寄贈し続けている。バージニア州フォールズチャーチ市の取り組みである。同団体はクルバンと呼ばれる食糧の分かち合いの伝統的習慣を用いて、ダル・アル・ヒジャーラ・イスラム教センターにて、新鮮な肉と野菜、また食料を提供した。なおクルバンは、世界中の弱い立場の人々への支援を意味する。イベント当日となった7月21日、会場には数十人の行列が出た。配布・提供される肉や食事は、宗教的規定に沿った処理が施される配慮もあった。
 イスラム教徒の主要祝日に際し肉を食べる行事に絡めてのイベントだったが、宗教的祝日でさえ、貧困と飢餓にあえぐ人々がいる。米国キャピタル・エリア・フード・バンクによると、パンデミックの影響によって先進国アメリカにおいてさえ、これまで以上に「貧困と飢餓」の深刻化が目立ち始めている。

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