2022年8月_ポーランド・ウクライナ訪問記_1回目 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

2022年8月_ポーランド・ウクライナ訪問記_1回目

田村治郎 巡回スタッフによるポーランド・ウクライナ訪問記です。
日本国際飢餓対策機構HPのスタッフブログに掲載されていたものを転載いたします。

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 ロシアがウクライナ侵攻を開始してちょうど半年経過した8月14日~9月3日まで、私は若い安達スタッフとともに、HungerZero親善大使の森祐理さんとモリユリミュージックミニストリーの理事であり、28年にわたって音響からツアーマネージメントなど一切をサポートしてこられた岡さんと4名での訪問でした。

 森さん岡さんとは、2006年に親善大使に就任くださるきっかけとなったアフリカ・エチオピア訪問からご一緒させていただいており、16年のお付き合い。ちなみに岡さんと私は生年月日が全く同じ(1960年3月5日生まれ)で、お互いに「二卵性双生児」と呼び合って親しくさせていただいています。まあ、そんな間柄でもあるので、いつもツアーは珍道中気味で、色々とハプニングが勃発。今回も色々とありました。

 当初は、各々の仕事の関係で1週間の弾丸ツアーで、訪問地もポーランド内のウクライナ難民施設でのコンサートのはずでしたが、直前になってウクライナ西部のリヴィウにある3カ所の国内避難民施設でのコンサートも追加で決定し、スケジュールの調整と、安全な西部の都市と言っても戦時下の国に入国するわけですから、心の姿勢も正していかなければなりません。

 ツアーの詳細は2回目以降に報告させていただきますが、今回もやっぱりとんでもないハプニングが勃発です。見事に私たちは現地でコロナに感染してしまいました。まず岡さんが発症し、次に田村・森さんと仲良く分かち合い。さすがに若い安達スタッフは罹患せず予定通り元気に帰国しました。帰国予定前日にPCR検査を受け、当日は荷物をまとめホテルもチェックアウトし、あとは空港に行くまでに整えて検査結果を聞きにクリニックに。見事3人陽性でした。まあ、発熱もしていて喉も痛く咳き込んでいましたから予想通りといえばそうですが、ここから長い2週間にわたる「帰国難民」生活が始まります。
 ポーランドでは陽性者にも特別な行動制限がなく、旅行者に対しては1週間程度のホテル経過観察療養程度で、自由に食事や滞在に必要な品物を買い出しに出かけられました。数日後には熱もすっかり下がって体力も回復してくると、ワルシャワの旧市街などを散歩もでき、街中に記憶されている様々な歴史と向き合うこともできました。
 
さて、1週間が経ってもう大丈夫と言い聞かせ、2回目のPCR検査に臨みました。同じように万全の帰国体制に整えて。結果は、なんと田村だけが陰性で森さん岡さんは陽性!結果を突きつけられた時の森さんは茫然自失、しばし身動き取れず、しばらくして発した言葉は「カフェラテが飲みたい・・・」その時の顔を皆さんにもお見せしたかったですね。

この続きはまた2回目の報告で。

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