西南学院大学フィリピン・ワークキャンプ報告 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

西南学院大学フィリピン・ワークキャンプ報告

参加学生の素朴な疑問から支援の意義と向き合う

報告: 門 スタッフ (チャイルドサポーター担当)

門さん西南フィリピン.png

2月22日~3月1日、西南学院大学のフィリピン・ワークキャンプに引率として安達スタッフ と同行しました。
私にとってFHの活動地訪問は初めての機会であり、多くのことを学ばせていただきました。

関西空港からマニラ中心にあるニノイ・アキノ空港まで約5時間。
降り立つと、30度を超える猛暑。都市マニラは高層ビルが立ち並び、渋滞する車道の脇では物乞いが多く見受けられました。
また川沿いには台風がきたら飛んでしまいそうな家が建ち並び、マニラの街の活気と貧困が同時に感じられました。
この現実をどう捉えて、私たちに何ができるのかについて考える機会になりました。

西南チーム.png


この活動の意味?
今回の訪問では、同行した学生たちが地元の小学校や教会で保健衛生の大切さを伝える活動をしました。
また音楽やダンス、折り紙を通じて地域の人たちと文化交流を行いました。
フィリピンで出会った方々は一見シャイでも、目が合うと笑いかけてくれて、楽しいことや冗談が大好き。
何かしてあげたいという気持ちが強く、手紙や手作りのブレスレットをプレゼントしてくれました。
そんな毎日の活動の中で、学生さんから『フィリピンの人々にたくさん良くしてもらっているけれど、私たちの活動が本当に貧困や助けが必要な人にとって意味があるのだろうか』という声があがりました。
私も同じように考えることもありましたが、小学校の中庭に、6年前の同じプログラムで植えられたマングローブの苗が今は大きく成長し育っている姿を見せていただいた時、私たちの働きも小さくてもきっと誰かの心の中で生きて、いつか地域の人々の生活がより良くなっていくのに役立つのではないかと思わされました。
これは自分たちの活動の意義を再確認するきっかけとなりました。

西南文化交流.png


耳を傾け手を差し伸べられる者へと
今回の貴重な経験から得た気づきを胸に、フィリピンで出会った人々が、私たちに温かい言葉や優しさを分け与えてくれたように、私は助けが必要な人に耳を傾け、手を差し伸べられる者になれるよう努めていきたいです。
そして少しでも多くの人々の笑顔や幸せに貢献していきたいと心から願っています。

西南フィリピン居住地訪問.png

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