2024年04月18日

森祐理親善大使　トルコ地震被災地訪問　～幼稚園オープンセレモニー～

4月17日（水）、ハタイ県イスケンデルンのサマンダー地区にハンガーゼロ支援者の募金で建設されたトルクトレイス幼稚園（Turgut reis anaokul）のオープンセレモニーが行われました。
セレモニーには政府の関係者、サマンダー教育庁のリーダーたち、地域のリーダーたち、子どもたち約60名、合わせて約200名ほどの方々が出席されました。
セレモニーの中で、申スタッフがハンガーゼロの代表としてお祝いのメッセージを語り、サマンダー教育庁の代表からは「日本の皆さんに真心から感謝いたします。この幼稚園がこれからサマンダーの希望になります」とのお言葉を頂きました。

本日開園したトルクトレイス幼稚園はサマンダーの教育庁が運営し、5月から子どもたちと先生たちを迎えます。
各教室15名～30名、全体で150名～200名の子どもたちが学ぶ予定です。
教育庁の関係者からは、「現在、サマンダーには幼稚園の建物が非常に不足しているため、大変助かります」と仰って頂きました。

オープンセレモニー後、森祐理 親善大使の記念公演が行われました。
10日後から入園する子どもたちや来賓、サマンダー文化センターの関係者など、多くの方々が歌を通して励ましと慰めを受けました。
森 親善大使はほとんどの曲をトルコ語で歌い、大好評でした。
特にトルコの伝統楽器サズの専門演奏者、エドロアンさんとの協演は素晴らしく、日本とトルコが一つになったような感覚でした。

また、前日に訪れたサマンダーㆍコミュニティーセンターに再度足を運びました。
午前クラスの子供たちのために森 親善大使が歌を披露し、一緒に折り紙等をして遊びました。
子どもたちは喜び、先生たちは涙を流しながら感動していました。

この小さな子どもたちの家族や親族の中にも、地震で亡くなった方々がおられます。
子どもたちにとって、一緒に過ごした時間が少しでも励ましになったことを祈っています。

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