ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。
2025年07月08日
「なんと美しいことか、良い知らせを伝える人たちの足は」(聖書)
私は2005年から今まで日本各地の教会訪問をして、貧困で苦しむ人たちの現状をお知らせし、ハンガーゼロにご協力いただけるようにお願いしてきました。東日本大震災の時からはコンゴ民主共和国から来たジェロムスタッフと巡回しています。
この働きを通してたくさんの方々に出会うことができたのは恵みです。その中で貴重な生活費を精一杯ささげてくださったホームレスの方がおられました。感動と感謝で涙が出ました。
私もハンガーゼロのために精一杯働いていこうと改めて思いました。また各地で協力者、支援者が与えられて、毎年、食料デー大会や礼拝を開催できることを感謝します。
ハンガーゼロはみなさまのお祈りとご支援、そして私たちが心を一つにする時、よい働きをすることができます。この世界から飢餓がなくなるまで、飢餓問題と神様の愛を伝えて行きたいです。
日頃教会を訪問する時、私はいつも「今日はどんな出会いがあるのかな」とわくわくしています。先日、訪問時に名刺を渡すと「あ、ハンガーさんね」と親しみを込めて言ってくださいました。そう言っていただけるほどにハンガーゼロが受け入れられているんだな、と心から感謝しました。
ある方から「ハンガーをゼロにするんですか」という質問を受けたことがあります。内心、私はチャンス!と思いました。なぜなら「ハンガーをゼロにする」ということ、つまりハンガーゼロの働きについて詳しく説明することができるからです。時にはご不在でお会いできない場合もあります。とても残念ですが、ポストに入れたハンガーゼロの資料をご覧になり、礼拝でのメッセージに呼んでくださるということもあります。毎回の出会いを大切にし、ハンガーをゼロにする働きをお伝えしていけたらと願います。
飛騨高山といえば山深い豪雪地帯で、観光以外ではあまり足を踏み入れることのない場所ですが、そのようなところにも教会はありました!この地域に130年前にノルウェーから宣教師が徒歩で入り、古川、神岡、高山の3教会を開拓したようです。その教会が今もしっかりと息づき存在しています。
特に古川キリスト教会は7年前から子ども食堂を始め、地域に開かれた全人的な宣教を目指しています。訪問した日はちょうど月に1度の子ども食堂の日で、雨にも関わらず多くの親子連れでにぎわい、楽しそうに食事や会話を楽しんでいました。そこは単なる食事の場所ではなく、みんなの「居場所」になっているようです。教会の先生方はみな40代ぐらいの若く子沢山のご家庭で、地方の教会がさびれていく否定的なニュースが多い中、希望を感じる教会でした。ハンガーゼロにも献金を持続的にしてくださっていて、チャイルドサポーターや世界食料デーの取り組みも紹介させていただけ感謝でした。