沖胡ハンガーゼロ理事長 新年巻頭言 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

沖胡ハンガーゼロ理事長 新年巻頭言

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善を行うことに疲れてはいけません

 2026年を迎えるにあたり、皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。世界が激しく揺れ動く今、困難の中にある人々に寄り添い、小さくても確かな希望の光をともすことこそ私たちに託された大切な役割だと感じています。

 昨年度まで続けてきた能登半島での支援活動は一区切りとなりました。これまで募金を通して力を寄せてくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。被災された方々の歩みが守られ、地域の復興が着実に進んでいくよう、これからも共に見守っていきたいと願います。

 今年度、ハンガーゼロが重点的に支援を行っている各地域では、平和について考えさせられる深刻な状況が続いています。アフリカ中部のコンゴ民主共和国では、長年の紛争により市民生活が危機的状況にあります。暴力、飢え、教育の停滞などの厳しい環境にある人々を支えるため、現地パートナー HOLC(Hands of Love Congo)と代表であるジェロム・カセバスタッフ(大阪事務所勤務)と協力しながら支援を継続しています。

 フィリピンのミンドロ島では、子どもたちが将来に希望を持てるよう、HOLPFI(Hands of Love Philippines Foundation Inc.)と連携して教育と生活支援を続けています。また、昨年11月末の大規模洪水で深刻な被害を受けたインドネシアの島々でも、母子の栄養改善や農業支援を通して地域再建に取り組んでいます。

2026理事長巻頭言.jpg チャイルドサポーターの働きは、カンボジア、ルワンダ、バングラデシュに加え、ウガンダでも展開しています。ウガンダでは難民流入や慢性的な食料不足が続いて多くの子どもたちが教育の機会を奪われています。皆さまからの継続的なご支援は、子どもたちの未来を切り開く大きな力となっています。

 ウクライナでは戦争の長期化により、インフラの崩壊や生活基盤の喪失が未だに続いています。現地担当の王スタッフと連携しながら、避難民支援を粘り強く続けています。さらに、深刻な危機が続くガザ地域についても、現地の状況を慎重に把握しながら、可能な支援のあり方を模索しています。

 また、小西小百合スタッフはボリビアで引き続きの灌漑プロジェクトを通して地域の生活改善に取り組んでいます。

 世界では戦争や紛争、そして富の不平等が続いています。こうした状況の中でこそ「善を行うことに疲れてはいけません(聖書)」という時代を超えて語り継がれてきた教えが心に響きます。皆さまの応援に励まされながら、今年も支援の炎を絶やさず歩み続けてまいります。共に歩んでいただけますよう心よりお願い申し上げます。

ハンガーゼロ理事長 沖胡一郎(おきえびす・いちろう)

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