小西ボリビア駐在員 変わるものと変わらないもの 連載28 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

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小西ボリビア駐在員 変わるものと変わらないもの 連載28

ベルタちゃんの物語 ③

小西staff300.jpg ようやくベルタちゃんの手術が開始しました。右眼の失明は必至の状況。クリニックの廊下で父親、FHスタッフと共に手術の成功を祈りつつ待ちました。しばらくして手術室のドアが開き、手術は成功。神様に感謝しました!執刀医からは「右眼球を摘出しました。数日間の入院後、日を改めて義眼装着をします」(㊤写真は治療後)と告げられました。手術成功の喜びもつかの間、治療費を心配するベルタちゃんの父親の表情がみるみる曇っていくのがわかりました。私は「大丈夫。神様が必要の全てを満たして下さるから」と励ましました。

治療費のために祈りと模索

 クリニックに患者の家族は宿泊できませんが、父親はコチャバンバの町に知り合いはなく簡易宿泊所に支払うお金もありません。ましてや高額な手術費、入院費、義眼装着や薬代など払えない困窮家庭です。しかし幼い彼女を術後に一人にさせておくこともできません。これらの課題を神様に祈りながら、そしてFH事務所と医師に相談しながら解決策を模索しました。

 すると、私の出席教会の会員であるこのクリニックの共同経営者のA医師(女性)が「規則では禁止ですが、今回は特別にベルタちゃんの部屋にマットレスを用意して父親が泊まれるようにしましょう。そして入院中、二人の食事はこちらが無料で提供します」と言われました。そして義眼の無償提供や治療費・入院費の大幅免除という、信じられないほどの多額の支援を申し出て下さったのです!また祈りの要請をした私の出席教会の数人から献品も頂きました。子どもの古着、毛布、帽子、おもちゃ、ぬいぐるみ等、必要な物ばかりです。そして不足金額をFHと小西支援金からサポートさせて頂き、このようにして神様は今回の必要の全てを満たして下さったのです。

牧師夫人とベルタちゃん.jpg

神様の愛にふれて

 スポーツ好きなベルタちゃんは、しばらくの間負荷のかかる運動が禁止されて寂しく思っていましたので、私は彼女の再診のある日の午後、父娘をコチャバンバの町で木々や花々が美しく遊具が沢山ある公園に招待し、彼女は初めての遊具でとても楽しく遊びました。そして彼らにある牧師夫人を紹介しました。その方は彼らの母語であるケチュア語で神様の愛について分かり易くお話しをし、彼女の為にお祈りをして下さいました。その後彼女は村の教会に行くようになりました。2019年7月、彼女が10歳の時でした。義眼もきれいに装着されて見た目では義眼だとわからないほどになり、ベルタちゃんに笑顔が戻っていきました。

(次号最終回)

小西駐在員連載28.pdf

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